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2019年9月11日 (水)

Twitterから転載します。

全然ブログの更新ができてなくてすみません。

最近はTwitterの方で、予定やいろいろな事を呟いています。

ただ、Twitterで長文を画像形式でUPした場合、文字読み取りソフトで読み上げ出来ないと聞きましたので、当該記事をこちらのブログに転載しようと思います。2019年5月26日の記事です。


Aさんへ

ひさしぶりのお手紙、ほんとうにありがとうございました!

最初、「お手紙のやりとりがあったのは15年ほど前」で、「今は働いていてもうすぐ30歳」……と書いてあったので「誰だろう? 15年も前って…?」と首を傾げていたのですが、最後に書かれたお名前を見て「あぁっ、あのAさん!?」と驚きました。だって、お手紙もらったのがほんの数年前だったようにしか思えなくて、もう大人になられていたなんて信じられなかったんです。ほんとに昨日の事のようで…。

希望どおりの仕事に就かれ、新たな生活も落ち着かれた時に私と私の本のことを思い出してくださったこと、そしてまた昔のように素直な気持ちを伝えてくれるお手紙をくださったこと、本当にうれしく思っています。

気に入ってくださっていた『森へようこそ』は、デビュー直後の勢いが薄れ、いろいろ行き詰まっていた頃になんとか気力を振り絞って書き上げたお話でした。

新たな作風やテーマも扱っていて、本にはなったものの自信がなかったところに、ファンレターをいただいて、正直言って助けられたのは私の方でした。ですから、Aさんがつらかった頃、『森へようこそ』や私からの手紙が少しでも支えになっていたのなら、これ以上うれしいことはありません。私たちは支え合っていたんですね。

私はずっと自分の本は、あまり読書の得意ではない子が「マンガ以外で初めて読んだ本」だったり「初めて自分で選んで買った本」みたいな、firstbookになれたらいい、とだけ思っていました。誰かの人生を変えたり支えたりするような中身の濃い本を書くのは自分には無理だと思っていて、でも、大人になった時に「タイトルは忘れたけど面白い本があったよなぁ」って思い出してもらえれば充分だとそう思っていたのです。

でもこうして、タイトルや作者の名前まで15年経っても思い出してくださる読者さんがいらっしゃったし、読者さんの人生のひと時を支える助けになれたことは、児童書作家になって本当に良かったと、心から思えました。

今、家庭の事情でつらくて挫けそうな自分にとって、なにより大きな助けになりました。

Aさん、本当にありがとうございました。

Aさんも、お元気でお仕事がんばってくださいね。
遠くからですが、今も応援しています!

風野  潮

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